【産地・品種など】
福岡県八女は玉露の産地として有名で、八女茶は歴史のあるお茶です。産地の特色である冠茶(玉露のように覆いをかぶせる幕)を使用します。
八女茶とは栄西禅師が宋より茶の種子を持ち帰り、筑前背振山にまいたことが茶業の始まりとされておりますが、これより約ニ三○年後応永三○年に、周瑞禅師が明より同じく茶の種を持ち帰り、笠原(黒木町)にまいたのが八女茶発祥とされております。
八女地方は、冷涼多雨の恵まれた地であり、玉露・かぶせ茶・高級煎茶の上級茶の生産に最適な条件を備えており、 気温が冷涼で霧深い山間地域で生産される、玉露は緑茶の中では最高級のお茶で、質、量ともに日本―を誇っています。
【味の特徴など】
コクがあり濃厚で、口に含んだときの甘みを大切にした、八女独特の味を活かしたお茶です。
【淹れ方】
1)味の濃いお茶なのでほどよい渋みと煎茶のあまみをバランスよく引き出すには80℃前後のお湯で出すのがおすすめです。
茶葉の量や温度はあくまでも目安ですので、色々試してみて自分が一番おいしいと思う量や温度を知りましょう。
2)急須と人数分の茶碗に沸騰したお湯を注ぎます。茶碗に淹れることで沸騰したお湯を適温まで下げる事が出来、茶碗をあたためる事もできます。
3)お茶の葉を急須にいれます。
4)茶葉の目安は1人分が小さじ1杯。
1人前だけ淹れる場合は少し多めに。(茶葉は気持ち多めに入れるのがコツです。)
5)急須の中のお湯を捨て、茶碗の中で冷ましたお湯を糸が引くように急須に移します。
6)茶葉が開くまで、1分くらい待ちます。
7)濃さが同じになるように、すこしずつ順番に廻し注ぎます。この時最後の一滴までしっかりとしぼりきります。そうすることで2煎目、3煎目までおいしく淹れることができます。
8)2煎目以降は、お湯の温度を高くし、浸出時間を短くするのがポイント。
【サイズ】
100g
☆下記写真は八女大茶園と周瑞禅師です。
定価 |
1,188円(税88円) |
販売価格 |
1,188円(税88円)
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